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【理事長ブログ#48】子どもが自分を取り戻すには…心と体を元気にする居場所を

西日本新聞ポシェット平成25年9月20日掲載


「先生、やっとここで勉強が分かるようになった」

と自信に満ちた笑顔で話すA君。中学1年の1学期途中から、クラブ活動の友人関係で学校へ行けなくなりました。

当時は親との会話も無く、反抗的で何を言っても聞こうとしない、ゲームを毎日やって注意されると部屋に閉じこもり、時々暴言を吐くということでした。小学生のころは、塾へも通い、学力も普通で、おとなしい子どもだったようです。

A君と2人きりで話をすると、彼は親とは「話したくない」「大嫌い」と言います。親はプライドが高く、勉強のこと、将来のことを感情的な言葉で言うし、自分の話は聞いてくれない、という理由でした。そして、今は何もやる気が出ないし、面倒くさいと。

その後、親御さんと子どもさんの両方の面談を繰り返し続けて1年ほど過ぎ、彼が中学2年生後半になったころ、フリースクールに来ました。少しずつ慣れて友達とも話ができるようになり、自分を取り戻してきた結果、「先生、分かるようになった」という笑顔に出合うことができたのです。時間は掛かりますが、彼の居場所(フリースクール)があってよかったと思いました。親と子の関係、家族間に信頼の輪が回復してきた結果、子どもは動き始めたのです。

子どもたちは心と体が元気になる居場所が必要です。本来持っているエネルギーを燃やし、芽を出し、再出発・再挑戦をしていくようになるのです。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦