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【理事長ブログ#45】少子化に反し、増える不登校…「育み」という空気づくりを

西日本新聞ポシェット平成25年8月2日掲載


過去20年間の小・中学生の子どもの数と不登校人数を見ると、少子化に反して不登校の子どもは増加しています。このデータから分かることは、現代社会の中で子どもたちはいろんなストレスを抱えて心を痛め、不安につぶされそうになっていることです。

原因は子どもだけではなく大人にもあります。子どもたちを取り囲む大人がつくり出している空気の中に、子どもの心のエネルギーを失わせる何かがあるのです。

子どもたちは成長過程で、一番身近にある空気を吸って育ちます。そのような空気の色に染められながら、子どもたちは成長していくことを親は理解するべきです。祖父母世代の空気を無意識に吸って受け入れてきた親は、その空気を、そのまま自らの子どもたちに与えています(世代間の空気)。そして社会的な経験で得た価値観を子どもたちの体力や気力、知力、能力、そして年齢(時期)などを考慮せず押しつけたりします

親の引いたレールに乗せて走らせることが、愛情だと勘違いしているケースもあります。子どもたちは親の価値観に沿うことができなくなりストレスを累積して動けなくなり、エネルギーを失っていきます

「育み」という空気づくりに真剣に取り組む時代が来ているように思えてなりません。子どもの心と体が元気でいられるような、より良い空気づくりを意識することが、私たち大人の社会に対する責任ではないかと思います。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦