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【理事長ブログ#18】父親や家庭の変化で親子関係が変わる…高校1年のB君の場合(7/7)

西日本新聞ポシェット平成28年5月1日掲載


B君の父親は息子が学校へ行けないのは本人や学校の問題であり、父親の問題ではないと言います。しかし、B君が人間関係をつくれないのは、親子関係が大きく関係し、修復の必要があることを理解してもらいました。そして、家庭の空気を改善するプログラムを実行してもらいました。

まず、子どもだけでなく、夫婦間の会話でも、互いを認め合う言葉遣いをしてもらいました。相手の呼び方、そして日常のあいさつの仕方などです。ある時、夫婦で笑っていると、B君が「何がそんなにおかしいとね」と母親に話し掛けてきたそうです。これまでになかったことなので、驚いたそうです。

1年たった頃から、B君に無邪気な笑顔が見られるようになりました。その後、父親が話し掛けると返事をするようになり、誘うと外にも出掛けるようになっていったのです。一方で、彼は当センターで目標の大学に入るための受験勉強に取り組み始めました。ここまで最初に相談を受けて、2年が過ぎようとしていました。

教育とは人を育てることであり、子は親のつくり出す空気によって育つものです。幼児から小中学生の頃までにすくすくと芽を出し、高校や大学の年齢でつぼみや花を咲かせ、社会で実を付けるように育てたいものです。若い芽が出なければ花も咲かず、実も付けないのです。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦