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【理事長ブログ#56】ある母親からの相談…親子の信頼関係つくりから

西日本新聞ポシェット平成28年6月3日掲載


ある母親からの相談です。

息子は、小学5年生の3学期から学校へ行けなくなりました。クラスの友人たちと何かあったようですが、何も話してくれませんでした。現在15歳ですから、本来なら高校1年生です。もう息子は社会に適応できなくなり、駄目になっていくのではないかと心配です。家族は私と夫、短大生の娘の4人です。息子は遅れて食事を1人で食べ、再び自分の部屋に入りテレビを見たり寝たりしています

話を伺うと、彼が小学校で不登校になった時、厳しく怒って学校へ行くよう強制したそうです。担任の先生が迎えに来ても息子さんは拒否し、父親が力ずくで行かせようとすると、手を振り払って自室にこもったそうです。「家庭訪問をして、彼と話してほしい」と頼まれるのですが、不登校の子どもは多くが人間不信に陥っているので、ほとんどの場合、初対面の大人と会うことはありません。ましてや親が連れてくる人であればなおさらです。

そこで「まず親子の信頼をつくりましょう」と提案し、息子さんへの言葉の掛け方考え方を指導しました。両親が実践されえて半年ほど過ぎた頃、少しずつ親子の会話ができるようになりました。以前にはなかった思いやりの言葉が家族の間で交わされるようになり、「家の中の空気が随分と変わって楽になりました」とお母さんに笑顔が出ました。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦