久留米・福岡・筑後で不登校・引きこもりの無料相談・カウンセリング:久留米フリースクールの青少年教育支援センター

トップ  > 理事長ブログ  > 【理事長ブログ#55】ある母親からの相談…不登校の兄を持つ妹には

【理事長ブログ#55】ある母親からの相談…不登校の兄を持つ妹には

西日本新聞ポシェット平成28年5月20日掲載


ある母親からの相談です。

「中学3年の長男の不登校が続き、中学1年の妹が兄を嫌がっているようです。私に『学校へも行きよらんとに兄ちゃんばっかり、どうしてお母さんはかまうとね』と言います。学校でも先生に『○○さんの妹さんだね』と声を掛けられるのが嫌だと言います。娘には、どう接したらいいのでしょうか。娘も学校をぽつりぽつり休むので、不登校になるのではと心配です。夫は子どもたちに日常の注意はしますが、ほぼ無関心に近い状態。子どもたちは父親を嫌っています」

お話を伺いますと、娘さんは兄に母親を取られているように感じ、いろんなことを兄さんのせいだと思い込んでいるようです。妹さんの年齢で、兄は兄、私は私と割り切ることは無理なことですから、母親としては、まず娘さんとの信頼関係を築くことが大事。そこで次のような提案をしました。

娘さんと2人きりでおいしいスイーツの店に出掛けること。そしてこのことは「兄ちゃんや父さんには内緒よ」言うことで本人が特別に扱ってもらっていることを実感できるようにします。何回か出掛けた後、信じ合える関係が再び築けたようでした。その後、兄のことであまり不満を言わなくなったそうです。

子どもは親の愛情を受けて安定し、すくすく成長していくものです。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦