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【理事長ブログ#51】小学4年生から不登校…まずは親子の会話から

西日本新聞ポシェット平成25年11月15日掲載


「16歳の子どもは、小学4年生から不登校で、中学校へも行けませんでした。このままでは、職にも就けず生活していくことができないと思います。どのようにしたら自立の道を歩けるようになるのでしょうか」という相談を受けました。

子どもさんは友人との関係が原因で不登校になり、近所の目を気にして、引きこもってしまったそうです。ほとんど自室に居て、行動範囲は生活上最低限度。そして、親子の会話が少なく今に至っているということでした。早速「言葉が空気を変える」ことを説明し、家庭内の空気を変えることから取り掛かってもらいました。今までの親子間で累積した関係を、新しく変えていくということは大変なことです。大人は自分の悪い点は具体的には分からないものです。客観的な立場の人が伝える必要があります。そして、その教えに耳を傾け実践することで子どもとの信頼関係を築くことにつながるのです。このことを親御さんが理解され、努力を重ねられました。その結果、19歳になった子どもさんが当センターへ来てくれました。

本人と面談すると「今からでも人生を取り戻せますか」と不安げに尋ねてきました。

「もちろん。人生は努力した分しか返ってこないからね。

目標を持って一日一日を大切に積み重ねたら必ず取り戻せるからね」

と話をし、小学校4年生レベルの基礎学習を始めていきました。その後、文部科学省高等学校卒業程度認定試験に合格。現在、大学生活を楽しく過ごしているそうです。

子どもたちはいつでも自分を認めてくれる空気安定した居場所があれば、何かの原因で不登校や引きこもりになっても立ち直るものなのです。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦