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【理事長ブログ#43】学校に行けない子どもには…本人の主体性を優先に

西日本新聞ポシェット平成25年6月21日掲載


「高校1年の子どもが、4か月前から学校に行けなくなりました。学校から留年か退学かを尋ねられました。高校だけは卒業してほしいと願っています」―。

こんな相談をよく受けます。転校先の受け入れを承認されれば、転校を選ぶこともいいかもしれません。転校先に、単位制通信制も選択肢に入れてはいかがでしょう。休んだ期間の単位を年度内に取り戻せば次年度に高校2年になり、友人と同じ学年で進級できます。

進路の選択は、子どもへ他に選択肢があることを伝え、本人の主体性を優先にしてほしいと思います。この時に尊重すべきは、親の価値観ではなく、本人の意志です。

現学校への所属意識から、本人が留年を選んでも、1年遅れで継続することは、難しいケースが多いようです。「遅れたくない」「人並みに進級したい」「人並みでありたい」と本人は望んでいます。しかし、進級の時期が近づくストレスで体が動かないのです。この場合、本人を精神的に解放することも大切です。その際は、転校を勧めてもいいかもしれません。

親にとっても転校を選ぶことは大変な負担ですが、時と場合によっては正しい方法なのです。子どもの心が安心・安定することが一番で、心と体が元気になる選択をしてほしいと思います。選択の情報を詳しく伝えることができない場合は当センターへ相談ください。

解決策を一緒に考え、ゆっくり歩いて行きましょう。ゆっくりと。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦