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【理事長ブログ#40】大学進学を目標に…ある母親の体験談(7/7)

西日本新聞ポシェット平成26年6月6日掲載


一番身近な親を信用できなくなり、人間不信に陥っていた息子は、心落ち着ける居場所と、寄り添って歩いてくれる人を得て、少しずつ前に進んでいることを実感できるようになっていました。

ほとんど通えなかった中学校を卒業した息子は迷わず青少年教育支援センター内にある通信高校へ進学しました。大学進学を目標に定めたのです。しかし、「勉強についていけるのだろうか、また不登校にならないだろうか」と私自身が不安になり、センターの先生に相談しました。「中学の基礎内容を復習しながら、並行して高校の内容を進めていくから大丈夫ですよ」と説明があり、安心しました。その後、息子は楽しそうに登校し、高校の内容もこなしていきました。

「心と体が元気になれば、人間は並大抵でありたい、人並み以上でありたいと思っているものです」

と先生がおっしゃっていたことを思い出しました。息子も人並みになりたいと、もがき始めたのです。

私の不安も息子の成長とともに少なくなりました。現在、息子は大学4年生。来年は社会人です。今では心も強くなり、私の方が頼っている状態です。

人生山あり谷あり。しかし慌てず急がず、ゆっくりと歩きたいものです。もし谷に落ちても、必ず登れる傾斜があること、そして支えてくれる人がいることを知りました。子どもの不登校によって学んだり、気付いたりしたことも多く、今では私たち夫婦に与えられた試練であったと思っています。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦