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【理事長ブログ#38】高校進学を希望する息子…ある母親の体験談(5/7)

西日本新聞ポシェット平成26年5月2日掲載


息子のことで不仲になっていた私たち夫婦も、互いのことを思いやることができるようになりました。

当時は息子が不登校になって19カ月ほどたち、まだ学校へはいけませんでした。しかし、中学3年の息子は時々、高校へは行きたいというようなことを話すようになりました。親の私は、高校は1年遅れてもいい、また通信高校高卒認定試験などの情報を青少年教育支援センターから得ていましたので、彼の心と体が充実したときに出発すればいいと思っていました。しかし、息子は友人と一緒に進学したいのだと知り、うれしくもありましたが、大丈夫かなという不安もありました。

とはいっても、息子はどのようにしたらいいのか分からずに不安と葛藤の連続だったに違いありません。その証拠に、息子は私に思いを吐き出すようにぶつけだしました。

「今から学校へ行っても中学1、2年の勉強をしていないから無理だ」

「中学3年の途中から行っても勉強が分かるはずがない」

「高校は試験があるから駄目だ」

と、揺れているようでした。

このような息子の言葉を同センターの相談日に告げると、「やり直しはできます」と言われました。本人が理解できる小学校の学習や中学1年の学習内容から基本的知識を付けていき、子どもと一緒にゆっくりと歩いて自信を持てるように指導するということです。中学生や高校中退者の子どもさんが自分を取り戻し、そのほとんどが大学・短大へ進学しているそうです。これを聞き、明るい気持ちで帰路につきました。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦