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【理事長ブログ#36】暗いトンネルの中の状態に…ある母親の体験談(3/7)

西日本新聞ポシェット平成26年3月21日掲載


予想通り、息子は、翌朝も起きて来ず、学校に行きませんでした。「不登校になった」と焦った私は、息子に学校のこと、勉強のこと、将来のことなどを強い口調で話しましたが、息子は頭痛、腹痛を訴えるのです。

その後、息子は私を無視し、反抗的な言葉が増え、暴力を振るうこともありました。小学生の頃はかわいくて素直ないい子だったのに・・・。

現実的な親の思いを彼にぶつけることでストレスを発散し、その後は後悔するという日々を繰り返すうちに、息子は私たち夫婦を本当に信じなくなりました。壁をたたき、ドアを足で蹴り、物を投げ、朝方までリビングでテレビゲームをして、自室に引きこもって睡眠を取る昼夜逆転の生活を送るようになったのです。

私は息子のことを考えると気が重くなり、自分が変になりそうで不眠状態が続くようになりました。毎日がゆううつで、息子の姿を見ると心が落ち着かず、「子どもを生まなければ」「結婚しなければ」などと脳裏に思い浮かべるようになりました。夫婦仲も悪くなり、夫も投げやりな言葉ばかり言うようになり、先が見えない深い暗いトンネルの中にいる状態でした。

祖父母や叔母、義姉たちからは「あなたの育て方が悪いから」「あなたが甘やかしているから」「あなたが厳しくしないから」などの注意を受けたものです。その度に息子に厳しくしてみるのですが、以前より悪くなるばかりでした。もう駄目。私も限界になり、息子と一緒に死を選ぼうかとも思ったのです。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦