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【理事長ブログ#34】突然、学校に行けなくなった…ある母親の体験談(1/7)

西日本新聞ポシェット平成26年2月7日掲載


1カ月に2、3回遅刻しても毎日登校していた息子が、学校へ行けなくなりました。「なぜ」「どうしたの」「何かあったの」と問い掛けても、何も答えてくれません。1時間ほど過ぎ、もしや不登校ではと思い、急いで息子の部屋へ行き、無理やりに制服に着替えさせ、車で学校まで連れて行きました。校門に近づき、降りて行くように促しても、返事はなく動きません。とうとう大きな声で「降りて早く行きなさい」と手を取り引っ張って教室の方へ。すると息子は私の手を振り払い教室へ向かって行きました。

ホッと胸をなでおろしたものの、教室で友達と話しているのだろうか、勉強も普段通りやっているのだろうかと不安になり、昼休みに学校へ電話をしました。担任の先生は「遅刻はしたものの普段と変わりませんよ」とおっしゃったので一安心しました。不登校という言葉は知っていたけれど、まさか自分の子どもが…。明日は、今日みたいなことはないだろう。決して、本当の不登校なんかではないと自分に言い聞かせながら、その日を過ごしました。

しかし、頭の中では「なぜ」と疑問でいっぱいでした。学校から帰ってきた息子はいつもと変わらず、普段通りでした。

「学校はどうだったの」

と問い掛けると

「別に」

との返事。夕食を家族で食べ、テレビを楽しみ、彼が自分の部屋へ向かおうとしたとき

「明日、学校へは自分で行くよね」

と問い掛けると

「行くよ」

との返事。その言葉が私には安定剤となり床についたのですが…。

NPO法人青少年教育支援センター

理事長  古賀 勝彦